神流の落日 表紙

地域文化史

神流の落日
中世後期児玉地方史に関する試論

本体価格:1,429円(+税)

著者 / 伊藤正文

サイズ:A5判
製本:ソフトカバー
ページ数:156ページ
(+8ページの巻頭グラビア付き)
発行日:2007年9月15日
ISBN:978-4-907726-46-1

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本書は、埼玉県西北部に位置する児玉地方の中世後期の歴史を題材とした試論集です。15世紀後半、関東を揺るがした長尾景春の乱の際に大石駿河守が拠ったとされる武州二宮城の所在地について考察した小論や、古代に開鑿されたとする説が有力となっている九郷用水について、14世紀後半から15世紀初頭に至る間のある時点で用水の灌漑系統を再編成するような大改修工事があったのではないかという問題提起をした小論など、4編の小論で構成されています(8頁の巻頭グラビア付き)。