もうひとこと:2024年10月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 マネーフォワード グローバル化やエンジニア採用の事例として学べる点が多い。英語公用語化のプロセスも着目点が少なくないが、カルチャーの重要性を再認識した。同社のカルチャー浸透の取り組みがグローバル化の加速させる要因だという印象を受けた。 もうひとこと:2024年9月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 日置電機 時代が大きく変わり、変化が激しい時代、個人のパーパスを最上位に置いた経営は時代にマッチしている。個々の「やりたい」を支援する制度や施策も効果が高い印象があり、イノベーティブな組織には不可欠だ。個々の成長を企業の成長へつなげる取り組みは参考になる部分が多い。 もうひとこと:2024年8月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 kubell 定性・定量データに基づいた採用活動が印象的だった。採用力を高める全社的な取り組みも効果的で、マネージャー層が採用の当事者意識を持った効果は大きい。採用に関わる人事やマネージャー層はマーケティング思考も必要というお言葉にも共感した。 もうひとこと:2024年7月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 スワロー工業 働きがいNO.1企業を目指すスワロー工業の取り組みは素晴らしかった。会社初となる人事制度の導入から、今では社外で表彰されるまでの軌跡は興味深く、参考になる部分も多い。社員の声を聞いて、それを具現化する姿勢や施策が社員の働きがいにつながっているとの印象も受けた。 もうひとこと:2024年6月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 JFEスチール DX推進に力を入れる企業は多いだけに今回のJFEスチールの取り組みは参考になる部分が多い。試行錯誤を続けながらも、さらなる高みを目指す推進側の方たちの熱意が感じられる取材でもあった。先進的な取り組みで進化を続ける同社の今後にも期待したい。 もうひとこと:2024年5月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 小田急電鉄 変化の時代で若手がチャレンジできる制度は重要だ。そのベースとなる風土も大切になる。今回の小田急電鉄の事例はこれらの観点でも他社に参考になる。同社の風土と制度の両輪を同時に進めるやり方は効果的だ。組織改革を行う際、これまでのカルチャーを尊重するエンプロイリレーションも重要だと感じた。 もうひとこと:2024年4月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 パーソルキャリア シンプルな取り組みだが、効果が高いプログラムとの印象を受けた。他人に目標をたててもらう発想自体もユニークであり、多様な思考や視点が身につくなど有用性も高い。社内外で取り組みが普及している要因として、@簡単、A役立つ、B面白い、を挙げていた。研修や施策等の普及や浸透で課題を抱えている人事や教育担当等の方々には参考になるポイントだと考える。 もうひとこと:2024年3月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 トランスコスモス 障がい者が活躍する仕組みが秀逸で、働き方の工夫なども素晴らしかった。マネジメントで共感力の必要性が高まっている印象を受けるが、障がい者と同じ目線で働いた経験のある社員が同じ部署の役職に就いていることも障害が活躍する一因だと感じた。今後の取り組みにも期待したい。 もうひとこと:2024年2月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 センショー ご自身の経験に基づく女性経営者のお話は説得力があった。取材中、印象的だったのが「若い社員の笑い声が聞こえる職場をつくりたい」というお言葉。社長就任当時、世代間の摩擦等で課題もあったようだが、今では理想の会社に近づいている印象を受ける。改めて経営トップの想いが多様な人材を活躍させるだけでなく風土や社員のモチベーションなどにも良い影響を与えることを感じた機会でもあった。 もうひとこと:2024年1月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 NTTコミュニケーションズ ベテラン社員のキャリア開発やモチベーション施策は人事の重要なテーマの1つであり、NTTコミュニケーションズの取り組みは興味深かった。1人の人事担当者の頑張りや施策の継続等でキャリア開発の文化醸成まで高めたストーリーはケーススタディとしても貴重だ。キャリア支援はマネジメントでも重要な役割を果たすだけに今回の事例から学べる要素は少なくない。 もうひとこと:2023年12月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 湖池屋 湖池屋の人事制度改革に学べる点は多い。新たな制度は運用面での苦労もあったようだが、その課題を乗り越える取り組みは興味深い。率直なお話しぶりも同社の社風が垣間見られ「働いてみたい成長企業」と評されていることも納得する取材となった。 もうひとこと:2023年11月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 モビルス 非常に楽しい取材となった。海外出身の方へのインタビューは刺激を受けることが多いが、今回も様々な気づきを得ることができた。ダイバーシティやイノベーション創出の見解も本質的で刺激を受けた機会となった。 もうひとこと:2023年10月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 コマニー 同社のシニア社員が活躍する要因として、お互いを知る(尊重)する風土が挙げられる。世代を超えて学ぶ機会や社内交流の多さが相互理解を促進し、シニアだけでなく若手や女性活躍にもつながっている。改めて会社の姿勢(哲学)や風土の重要性を学んだ取材となった。 もうひとこと:2023年9月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 中外製薬 中外製薬の育児、介護そして治療の両立支援は社会的意義も高い取り組みだ。両立支援の基盤となるダイバーシティアンドインクルージョン(D&I)浸透の大切さを強調されていた点にも共感した。介護支援は幅広い層へのD&Iの理解浸透にもつながるし、多様な人材の活躍の風土醸成にもつながる。介護や治療と仕事の両立の重要性は増すだけに今後の同社の取り組みに大いなる期待を寄せたい。 もうひとこと:2023年8月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 NECネッツエスアイ 同社のWell-beingの取り組みは社外評価も高いが、その推進ポイント(難しさ)としてWell-being向上と業績向上の両立を挙げていた点が興味深い。その意味ではピッチコンテストで想いを持った女性やシニア層が活躍し事業成長に寄与していることはWell-being の理解浸透にもつながると考える。 もうひとこと:2023年7月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 イデックスビジネスサービス キャリアをテーマにした取材であったが、人材育成、エンゲージメント、ダイバーシティなど多岐にわたる内容となった。人事の発信力の重要性も再認識できるなど参考になる部分が多い取材となった。 もうひとこと:2023年6月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 東洋アルミニウム 創業100周年に向けた改革は壮大な取り組みだった。自律型組織への変革は他企業にも参考になる部分が少なくないが、現場で活躍された方が人事制度改革の責任者に就き、各事業所を巻き込んだ推進方法が今回の改革ポイントの1つだと考える。 もうひとこと:2023年5月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 三井住友カード 先進的なインターンシップが印象的だった。会社理解だけでなく、参加者が得られる内容が多い学生目線のプログラムは参加者の成長を促して長期的な企業ブランディング向上も期待できる。親身な社員が多い風土も先進的なインターンシップが機能している一因だと感じた。 もうひとこと:2023年4月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 ウイングアーク1st 健康経営の取材ではあったが施策運営の学びにもなる取材だった。運営側の楽しんで取り組む姿勢が浸透の要因だと考えるが、施策継続の観点でも「楽しさ」や「遊び心」はポイントになり得る。アンケート結果からも健康経営がエンゲージメントや社員の幸せにつながるのが再認識できたというお話も興味深かった。 もうひとこと:2023年3月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 ミキハウス 多様な人材が活躍する要因として風土の重要性を再認識した。ミキハウスは社内交流が活発で、それがイノベーションやダイバーシティの土台となっている。女性社員の支援策も充実していたが、企業トップの明確な指針と日本人社員が外国籍社員の事業成長への貢献度を認識できる場の創出がダイバーシティの理解浸透につながっていることを改めて学んだ。多様な人材の事業成長へのコミットがダイバーシティを深化させる事例として貴重な取材となった。 もうひとこと:2023年2月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 東京海上ビジネスサポート ダイバーシティの本質的な話が多く、非常に有意義な取材となった。楽しんで働く障がい者から「働く愉しさ」の重要性を再認識したとのお言葉が印象的だった。今後は障がい者と健常者が机を並べて働く「インクルージョン職場」を増やしていきたいという。東京海上グループ内のSamhall社を目指す同社。今後の取り組みに大いなる期待を寄せたい。 もうひとこと:2023年1月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 ゲオホールディングス 従業員の声を反映した制度・施策作りの活動は興味深いが、多様性を意識したチーム編成により従来とは異なる制度や施策につながったことにも着目したい。個の意見が尊重される活動は心理的安全性を生み出しイノベーションやダイバーシティを加速させる取り組みとの印象も受けた。 もうひとこと:2022年12月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 あいおいニッセイ同和損害保険 リスキリングの重要性が高まるなか、連動性のあるキャリア支援の施策は高い効果が期待できる。取材ではキャリア形成においてもマネジメントの重要性が語られていたが、上司との信頼関係が施策の土台となるお言葉にも共感した。全社員の活躍を目指す同社の今後の取り組みにも期待したい。 もうひとこと:2022年11月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 グッドパッチ 組織崩壊からのカルチャー形成の取り組みは興味深い。改めて企業文化の重要性を学ぶと同時に、組織構築やカルチャー形成にもデザイン思考が活用できるというのは新鮮だった。経営トップが組織運営の失敗から「人と向き合う」ことも重要性を学んだことが、現在の成長につながっているのかもしれない。 もうひとこと:2022年10月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 日清食品ホールディングス フィードバック文化を醸成する取り組みはメンバーだけでなく管理職育成にも効果的だ。日清食品の取り組みは連動性がありシナジー効果を生み出していたが、新たな取り組みを展開する同社の今後にも注目したい。 もうひとこと:2022年9月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 江崎グリコ 江崎グリコの男女を対象にした育休1ヵ月取得の制度は先進的だが、「Co育てPROJECT」も興味深い。夫婦や周りの人たちが協力して一緒に子育てできる環境を目指す活動は社会的意義が高いだけでなく、「事業を通じて社会に貢献」という創業精神を具現化いている。この取り組みは採用やエンゲージメント等でも効果が期待できる。 もうひとこと:2022年8月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 DeNA DeNAは多様性のある組織を目指し、個を尊重する風土だ。その企業カルチャーが健康経営の取り組みにも反映されていた。1人の社員の問題意識から始まったボトムアップ活動が今では社外から注目される取り組みまでに至った事例として興味深い取材となった。 もうひとこと:2022年7月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 東日本旅客鉄道 女性や若手が活躍する新事業創造プログラムは興味深い取材となり、持続的成長だけでなく採用や育成にも効果が期待できる取り組みだった。多様な人材が活躍する提案制度でイノベーション風土の醸成を加速させる事例は非常に勉強になり有意義な機会となった。 もうひとこと:2022年6月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 バーテック 働きがいを高めている企業は仕事だけでなく1人ひとりの価値観や個性など、その人全体を知ろうとする取り組みが多い印象を受ける。バーテックも社員の考え方や人生観などを尊重し共有する取り組みを行っていた。試行錯誤を繰り返しながらエンゲージメントを高めて社外から評価を得るまでの活動は他の企業の参考になる事例だと考える。 もうひとこと:2022年5月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 NEC グループ約11万人が挑む企業変革は壮大かつ挑戦的な取り組みだった。社員の声から抽出された課題に対して網羅的に取り組んでいたが、会社と従業員、上司と部下の信頼関係を高める施策も印象的だった。信頼関係は相手の声を真摯に聞くことから始まるというお言葉にも共感した。 もうひとこと:2022年4月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 LINE LINEの新しい働き方は組織(チーム)ごとに働き方のルールを決めるというユニークな内容だ。働き方の多様性はパフォーマンス向上が期待できるだけでなく、リテンションという観点からもメリットは大きい。このような柔軟な働き方が可能となるのはLINEの企業文化に依る部分も少なくない印象も受けた取材であった。 もうひとこと:2022年3月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 TIS TISのキャリア支援の取り組みはマネジメント強化という意味でも効果的だと感じた。1on1など部下と対話する機会が増えているマネジャーも少なくない、基本的なキャリアの知識(理論)のインプットは部下育成だけでなく自身のキャリア形成にも役立つに違いない。キャリア支援の重要性が高まるなか、今後の取り組みにも期待したい。 もうひとこと:2022年2月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 トライト 「オンライン研修は対面型研修の延長ではなく、新たに作り直すという発想が大事だ」という言葉が印象的だった。オンラインで多岐にわたる育成を行っているが、医療・介護・看護業界の課題解決を図る社会的意義の高い事業に挑む同社の今後にも期待したい。 もうひとこと:2022年1月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 ケイアイスター不動産 ダイバーシティ推進の浸透には実績や成果が大事とのお言葉に共感を覚えた。女性管理職数ゼロから数年間で社外から表彰されるほどの功績を残した取り組みは勉強になる部分が多い。 もうひとこと:2021年12月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 NTTデータ NTTデータのデジタル人財の育成は先進的かつ体系的なプログラムが特徴だが、そのベースに多様なメンタリングのプログラムが根付いていることが運用面で大きいと感じた。デジタル人財の育成には組織全体のマインド変革も行う必要があるというお話にも共感した。 もうひとこと:2021年11月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 マクアケ 企業文化の重要性が高まるなかで、カルチャー専任を置くなどマクアケのカルチャーやビジョン浸透の取り組みは参考になる部分が多い。社員の声を聞く仕組みも同社の制度を機能させている一因であり、人事やカルチャー担当と社員の双方向のコミュニケーションも印象的だった。 もうひとこと:2021年10月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 リクルート 新規事業創造企業として名高いリクルートへの取材は1回で収まらないほど素晴らしい内容だった。創業期からマイノリティ人材を採用し、個の尊重というビジョンを体現する仕組みで進化・成長を続ける同社は真のダイバーシティ経営を実践する企業との印象も持った。このような機会を与えていただいた関係者の皆様に感謝したい。 もうひとこと:2021年9月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 ZMP 先駆的なロボット事業行うZMPはグローバルでの人材獲得でも成果を上げていた。ダイバーシティが進んだ職場環境はグローバルでも採用が可能になり、それが事業成果にもつながるという好循環を生み出す事例として興味深い取材となった。マイノリティを作らない職場作りも多様な人たちが活躍できる一因だと感じた。 もうひとこと:2021年8月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 ソニーグループ パッケージ化されたベテラン社員の支援策は秀逸だった。今後、シニア・ベテラン社員の活躍支援の重要性は増すと考えるがソニーの連動性のある支援策に学べる点は少なくない。自分を深く知ることがネクストステージの活躍にもつながるのを再認識した取材でもあった。 もうひとこと:2021年7月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 シスコシステムズ 働きがいのあるNO.1企業の取り組みは参考になる施策が多かった。特にメンバーを「人としてその人のすべてに注目する」というパフォーマンスマネジメントはエンゲージメント向だけでなくイノベーション創出という意味でも効果的だ。今後の取り組みにも注目したい。 もうひとこと:2021年6月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 新生銀行 業界に先駆けた取り組みが印象的だった。多様な人材の活躍、働き方、多様なキャリアの促進といった一連の活動は持続的成長を促し、環境変化に強い組織づくりにも効果的だと考える。グループ融合で新たな価値創造を目指す今後にも注目したい。 もうひとこと:2021年5月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 エイチーム マネジメントの重要性が高まるなかでエイチームの取り組みは参考になる部分が多かった。社員同士が教え合う研修制度も興味深く、人事担当者の社員を知る努力と積極的なインターナルコミュニケーションも印象的だった。 もうひとこと:2021年4月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 ロート製薬 本質的な取り組みが多く、共感することが多い取材となった。ロート製薬は先駆的な施策で注目を集めることが多く、フラットな組織づくりや本質を大事にする企業風土も印象的で、経営の重要ポイントを再認識する機会にもなった。イノベーションやダイバーシティという点でも参考になる。 もうひとこと:2021年3月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 パナソニック(株)コネクティッドソリューションズ社 様々な事業部の取材協力や担当の方のご尽力により実現した取材だった。100年企業パナソニックの変革は挑戦的な取り組みだ。経営層や推進者の方々の強い想いだけでなく各現場の主体的な取り組みが印象的だった。ある事業部では創業者松下幸之助氏の哲学や価値観を深く学ぶ経営塾を開催していて、厳しい状況下では自社の存在意義を徹底的に考える取り組みがさらなる企業価値の創造につながると考える。 もうひとこと:2021年2月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 博報堂DYホールディングス 新規事業やイノベーションの重要性が増すなか、制度継続に伴う事務局の方たちの尽力や全社的なイノベーション施策は他社の参考になる部分も少なくないと考える。制度の継続化で良質な風土醸成につなげている事例としても学びが多い取り組みだ。 もうひとこと:2021年1月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 東急 本質的な取り組みが多いと感じた取材となった。長時間の取材となったが丁寧かつ真摯な取材対応も印象的だった。多種多様の取り組みの全すべてを誌面で紹介できないのが残念ではあるが、担当の方の「理想を掲げて情熱を傾けダイバーシティに取り組んでいます」というお言葉にも共感した。ダイバーシティを基にさらなるイノベーションが起こることを期待したい。 もうひとこと:2020年12月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 エン・ジャパン オンライン採用時代の採用広報の重要性を再認識した。これまでも体感転職などユニークな選考プロセスを実施していたが、動画配信など積極的な情報発信は社内コミュニケーションだけでなく採用でも良い効果を生み出していた。今後は採用で人事と広報の連携の必要性はより高まるだろう。 もうひとこと:2020年11月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 freee フラットな組織作りは社員のモチベーションだけでなく事業創出にも良い影響があると感じた取材となった。ユニークな人事制度だけでなくマネジャー同士がメンバー育成について話し合う機会の多さなど社員の成長を加速させる仕組みも印象的だった。 もうひとこと:2020年10月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 ネスレ日本 イノベーションの重要性が増しているが、ネスレ日本の取り組みは社内意識の高まりだけでなく採用など対外的にも効果を発揮している。制度や施策への想いや工夫が継続化につながり、それは風土醸成や企業ブランディングにもつながるという事例で参考になる部分が多い取材となった。 もうひとこと:2020年9月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 インフォコム ユニーク人材育成が印象的な取材となった。データ・AI人材育成プログラムを新人研修にも組み込み始めているが、今後の求める人材像として「謙虚さ」「素直さ」を挙げていたことにも共感した。 もうひとこと:2020年8月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 ガイアックス 働き方改革だけでなく未来の組織像という意味でも興味深い取材となった。時代を先取りした制度は参考になる部分が多く、今後も同社の先進的な取り組みに注目していきたい。 もうひとこと:2020年7月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 スタメン 多種多様な取り組みでエンゲージメントを高めているのが印象的だった。同社はエンゲージメント経営の前提として社内の「信頼関係」を挙げるが、エンゲージメントの重要性が高まるなか、社員同士がお互いをよく知り、信頼関係を高める社内コミュニケーション活性策の必要性はさらに高まると考える。 もうひとこと:2020年6月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 マネーフォワード カルチャーフィットを重視した採用を行っていたが、「採用に全社員が関わる」というカルチャーが浸透していることが同社の強みだと感じた。今後は海外でもカルチャー浸透策を展開していくとのことだがそのチャレンジにも注目したい。 もうひとこと:2020年5月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 伊藤忠テクノソリューションズ 充実したキャリア形成支援の取り組みと担当者の方たちの熱意が印象的だった。リテンション効果や社員の能力発揮という意味でも客観的な立場で話を聞いてくれる専門家の存在や社員が自分の考えや思いを話せる機会の必要性を再認識した。 もうひとこと:2020年4月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 シダックスオフィスパートナー 体系化された人事制度や人材育成が秀逸だった。仕組みや支援社員の専門スキルに依った人材マネジメントを行っていたが、障がい者を支援する側の社員の方々の学習意欲の高さや研鑚ぶりも印象的だった。 もうひとこと:2020年3月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 大鵬薬品工業 若手社員のリーダーシップが印象的な取材となった。企業内大学の参加を機にその学びを社外活動に活かすなど若手の自主性や積極的な姿勢は組織活性という意味でも重要だ。管理職層などもリーダーシップを発揮する若手から学べるものは少なくないとも感じた機会にもなった。 もうひとこと:2020年2月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 Speee 多様な事業創造の仕組みが印象的だった。新規事業創造の重要性が増すなか、同社の制度や仕組みは先進的だ。若手が成長実感を持てる取り組みとしても興味深く、事業創造人財の育成の仕組みは未来の組織像を考えるうえでも勉強になった。 もうひとこと:2020年1月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 アクサ生命保険 社員の多様性を受け入れるカルチャー醸成の取り組みが印象的だった。今後はトップダウンとボトムアップでのカルチャー形成だけでなく、様々な施策に挑戦していくという。企業カルチャーは企業競争力の1つとして重要性が増すため今後の同社の活動に注目していきたい。 もうひとこと:2019年12月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 日本マクドナルド 長時間に及んだ取材内容のすべてをご紹介できなかったのは残念だが、卓越した育成システムと交流施策は印象的だった。多様な人材を受け入れる風土も醸成されており、多世代が働く職場が生み出す成果は大きいと感じた。 もうひとこと:2019年11月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 都築電気 同社では強力なトップダウンで顕著な取り組み効果を挙げている。その推進は一般女性社員が中心的な役割を果たしており、それを支える関係部署のマネージャの存在などチームワークの良さも印象的だった。 もうひとこと:2019年10月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 グローバルトラストネットワークス 日本に住む外国人が増えるなか、同社の事業はニーズだけでなく社会的意義も高い。経営トップの飾らない人柄が印象的だったが、「仕事と遊びの区別がつかないほど楽しく働ける職場づくりが経営層の役目」という後藤氏の考え方が外国籍社員を活躍させ、優秀な人材確保の一因とも感じた取材だった。 もうひとこと:2019年9月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 ネットプロテクションズ 現状でティール型組織をそのまま導入できる企業は多くないと思うが、今後の組織を考えるうえで非常に勉強になった。特にマネジャー職廃止の取組みは興味深く、イノベーションを生み出す組織づくりという観点でも参考になる部分は少なくないと感じた。 もうひとこと:2019年8月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 東海東京フィナンシャル・ホールディングス キャリア形成支援の重要性が高まっている今、「学び続ける会社」というスローガンは変化の激しい時代にマッチしたフレーズだと感じる。キャリアデザインプログラムにさらに力を入れていくという同社の今後も期待したい。 もうひとこと:2019年7月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 キユーピー シニア社員支援の取材ではあったが、同社100年の成長を支えた理念の素晴らしさを感じた機会にもなった。「楽業偕悦」という社是はダイバーシティ経営に通じるというお話にも共感した。健康長寿の重要性が増す中、同社の成長や「食と健康」への貢献度はさらに高まるだろう。 もうひとこと:2019年6月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 凸版印刷 海外ビジネス展開を加速するトッパングループは、グローバル人財育成の施策も多様かつ効果の高い内容だった。海外の現地法人支援策もHRミーティング、理念教育など興味深い取り組みが多く、担当の方々の熱意を感じる取材でもあった。 もうひとこと:2019年5月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 DACホールディングス 社外評価の高さが納得できる効果の高い取り組みを実施していた。担当の方のあきらめない姿勢には共感したが、推進者の強い気持ちが会社を良い方向に変えるきかっけにもなると感じた取材でもあった。 もうひとこと:2019年4月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 ツナグ・ソリューションズ イノベーションの重要性が増しているが、社員の提案を促す事例として興味深い取材となった。同社の知識共有の仕組みは人材育成や組織活性化という観点からも効果的かつ奥の深い取り組みだとも感じた。 もうひとこと:2019年3月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 ソシアリンク 全社員が障がい者雇用に関わっているのが印象的だった。社員全員が曜日ごとで障害のある社員の指導に関わる担当制の仕組みは障がい者雇用の浸透という面でも効果的だろう。組織力やチーム向上に寄与していることも含め他社の参考になる事例だと感じた取材であった。 もうひとこと:2019年2月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 ソフトバンク AIやRPAなどの事例共有だけでなく、リーダー層の理解と納得感を高める取り組みは先進的かつ本質的な働き方改革だとの印象を受けた。今後の展開にも期待したい。 もうひとこと:2019年1月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 ねぎしフードサービス 理念経営の重要性を再認識した。誌面では紹介できなかったが外国人のアルバイト社員が同社の理念を共有する取り組みも興味深かった。100年企業を目指す同社の活動には人材不足に直面する企業もあるなかで学ぶべき点が少なくないと感じた取材だった。 もうひとこと:2019年1月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 三井住友海上火災保険 スムーズな職場復帰を支援する取り組みは先進的だ。産休から復職までを体系的に支援したり育児休業中に在宅で定型業務ができたりする仕組みは他社の参考になるだろう。 もうひとこと:2018年12月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 みらかホールディングス 経営トップの強いリーダーシップが印象的だったが、人事担当の方の尽力と現場の苦労を知る努力にも共感した取材となった。同グループの制度統合の取り組みは興味深く今後も注視したい内容でもあった。 もうひとこと:2018年12月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 セプテーニ・ホールディングス 女性リーダーを育成するパイプライン構築が印象的だったが、同社の自主的で社員の声を尊重する風土や経営の姿勢が女性活躍を促進していると感じた取材でもあった。 もうひとこと:2018年11月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 東急リバブル 先進的な採用活動が印象的だった。革新的な取り組みは優秀な人材確保にもつながると考えるが、学生のことを親身に考える同社の姿勢に共感した取材となった。 もうひとこと:2018年10月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 大同生命 個を活かし多様性を引き出すキャリア支援は社外評価が高く共感する部分も多かった。社員の多様性を引き出すには面談者の聞く力の向上が必要だと話す人事担当の方のお話は印象的だった。 もうひとこと:2018年9月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 サイバーエージェント 制度が形骸化するケースもあるなか、今回の事例に学べる点は多いとの印象を受けた。制度運営上、人事のエンプロイーリレーションズ(社内広報)の重要性がさらに高まると感じた取材でもあった。 もうひとこと:2018年8月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 アサヒビール 人材定着率の高さでも定評があるアサヒビール。部下の面倒見の良さは企業文化に依る部分が大きいとのことだった。部下のことを親身に考えるマネジャーの多さが同社の競争力の源泉の1つになっているとの印象を受けた。 もうひとこと:2018年7月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 トッパンフォームズ アットホームな企業風土が感じられた取材となった。社員の家族を巻き込んだ健康増進活動は大きな効果が期待でき、同社の健康経営は幸福を尊重する経営信条と経営トップの関与、家族を大事にする風土がベースになっている印象を受けた。 もうひとこと:2018年6月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 コンカー 経営トップと担当者の方の本気度が感じられた取材となった。「働きがいのあるナンバーワン企業」という社外評価も納得する内容だったが、社員との関係性を大切にする経営の姿勢も印象的だった。 もうひとこと:2018年5月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 リクルート マーケティング パートナーズ 本質的な取り組みが多く、感心することの多い取材となった。Howではなくwhyに重きを置いた取り組みは社員の主体性を引き出し、成果にもつながるという点で非常に参考になった。 もうひとこと:2018年4月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 双日 海外現地社員に「おもてなし」を体感させるプログラムはユニークだ。これを実現させた中心メンバーは本社の外国籍社員ということだが、チームの多様性は社員の育成面でも効果を発揮する。 もうひとこと:2018年3月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 サノフィ 予定時間を大幅に過ぎるほど有意義な取材となった。離職者ゼロというのも驚きだが、育成に携わる方々の熱意に感銘を受けた。真摯に社員と向き合い本気で育成する姿勢がリテンションの高さの大きな要因にも思えた。 もうひとこと:2018年2月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 LIFULL 理念と成長を両立している企業としてロールモデル的な会社との印象を受けた。労働人口が減る時代、社員が働きがいを感じる会社のエンゲージメント向上施策は参考になる部分が多いと思う。今後の活動にも注目したい。 もうひとこと:2018年1月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 NECソリューションイノベータ 経営、人事そして社員の挑戦する姿勢が印象的だった。同社の取り組みは先進的で「これまでのキャリアの承認が50代の活躍につながる」というお話など共感することが多い取材でもあった。 もうひとこと:2017年12月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 HDE 多様な人材が活躍する企業として興味深い取材となった。外国籍社員だけでなく主婦や時間制約のある人材も活躍する同社。違いを尊重する風土を醸成し業績を伸ばしている同社の取り組みはダイバーシティ経営の事例としても非常に参考になる。 もうひとこと:2017年12月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 レオパレス21 短期間で働き方改革の効果をあげた事例として興味深い取材となった。風土改善の取り組み後、本格的なダイバーシティ推進したところにも着目したい。働き方改革もダイバーシティ推進も良質な風土醸成が重要となるだけに、その意味でも同社の取り組みは勉強になった。 もうひとこと:2017年11月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 エン・ジャパン 社員の方のイキイキとした表情が印象的で気持ちの良い取材となった。社員同士の関係性も良い企業風土とのことだが、「それは理念に即した採用を行っているからです」とのお話に採用の重要性を再認識した。 もうひとこと:2017年10月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 NTTコムウェア 担当者の方たちの熱意が感じられる取材となった。信念をもって施策を推進する姿勢にも共感を覚えた。働き方、女性活躍などの施策で課長の役割は重要だが、現場の課長の心情や課題感などのお話も聞けた貴重な機会となった。 もうひとこと:2017年9月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 オリエンタルランド 理念やフィロソフィーの重要性を再認識した取材となった。浸透する理念はシンプルかつ共感できる言葉などが重要で、変化する時代だからこそ不変的な会社の理念や哲学が必要になってくるのだろう。 もうひとこと:2017年8月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 レバレジーズ 同社初の20代の若手役員の方への取材では学ぶべき点が多かった。同社の今後の課題の1つはミドル層の育成。優秀なマネジャーの要件として、@多様性を受容できる、A動機づけできる、B適切な課題設定、の3点を挙げていたことは興味深い。課長研修ではキャリア系研修(ウィル,キャン,マスト)に力を入れているという。こうしたマネジメントの根源的な研修が、部下の能力を引き出すうえでも効果的なのだろう。 もうひとこと:2017年7月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 明治安田生命 先進的かつ効果的な取り組みが多いと感じた取材だった。誌面では紹介できなかったが、女性管理職候補を他社(異業種)へ短期派遣する制度は非常に効果的な取り組みと考える。 もうひとこと:2017年6月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 トーハン 人事担当者の方の社員を知る努力に感銘を受けた。全国を飛び回り、有能な人材を埋もれさせない人事の努力は社員の士気向上にもつながるに違いない。行動する人事が組織を変えていくのだろう。 もうひとこと:2017年5月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 大日本印刷 長時間の取材にもかかわらず、丁寧なご対応と担当の方の熱意が感じられる取材となった。紙面ですべてを紹介できないのが残念であるが、その継続的な取り組みは他社の参考になる部分も少なくないだろう。 もうひとこと:2017年4月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 セントラル硝子 ものづくり教育としてユニークなプログラムを実行しているのが印象的だった。優秀な研究者は仕事以外でのプライベートでの気づき、発見なども大事にしているというお話は興味深かった。 もうひとこと:2017年3月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 楽天ソシオビジネス 充実した研修や熱意ある人材育成が印象的な取材となった。雇用を生み出すため新規事業も展開するなど、積極的な経営方針にも感銘を受けた。同社の成長の軌跡が感じられた有意義な取材となった。 もうひとこと:2017年2月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 ジェイティビー ジェイティービーの取り組みでは、試行錯誤しながらも改善を重ねる姿勢に共感を覚える。担当者の方の真摯的かつ本質を突いた受け答えも印象的だった。あきらめない姿勢で働き方見直しを継続する同社に学ぶ点は多く、さらなる進化を予想させる内容でもあった。 もうひとこと:2017年1月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 住友化学 先進的なグローバル人事施策を推進しながらも人事担当者の方の謙虚な受け答えが印象的だった。外国籍社員に活躍してもらうには理念の浸透やコミュニケーションが重要性だと再認識した取材となった。人事の真摯な姿勢は国内外問わず、人材活躍の源泉になるとも感じた。 もうひとこと:2016年12月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 東洋インキSCホールディングス 東洋インキグループはこれまでも先進的な取り組みを行ってきている。今回レポートしたシニア正社員制度は今後、ほかの企業にも広がっていくと予想される。シニア社員を活躍させる要素はいくつか挙げられるが、組織力を高める意味でも「現役世代との相互コミュニケーションを活性化させる仕組み」はとりわけ重要だ。 もうひとこと:2016年11月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 富士通SSL キャリア講義を受けているような取材で、非常に勉強になった。時代の変化に伴いキャリアに悩む人が増えている印象を受けるが、社内にキャリアコンサルタントを置くメリットを感じた取材でもあった。 もうひとこと:2016年10月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 リコーリース 人事担当者のチャレンジする姿勢が印象的な取材であり、使命感をもって取組む姿勢に共感を覚えた。変化の激しい時代ではチャレンジする人を評価する仕組みは重要になるだろう。それだけにリコーリースの人事制度改定の取り組むに学ぶべき点は少なくないと感じた。 もうひとこと:2016年9月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 イーウェル 健康経営に注目する企業は増えているが、健康施策だけでなく、働き方やマネジメント強化など総合的な取り組みが必要だと感じた。社員の行動変容には可視化が効果的なことも改めて認識した取材となった。 もうひとこと:2016年8月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 コールド・ストーン・クリーマリー・ジャパン 理念経営の重要性を再認識した取材となった。採用、育成、評価などあらゆる機会で理念教育を行っている点が興味深く、それがアルバイトのやる気を引き出し、リテンションにもつながっている印象を受けた。「Make People Happy」という経営理念も人の心を動かす印象に残る理念だと感じた。 もうひとこと:2016年7月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 野村ホールディングス ボランティア社員の熱心な活動とLGBTに関する取り組みが印象的な取材となった。今後の日本企業でダイバーシティだけでなくインクルージョンが必要になっていくと思うが、ダイバーシティ&インクルージョンに取り組む同社の事例に学ぶべき点は少なくないと感じた。 もうひとこと:2016年6月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 アサヒグループホールディングス 時間が大幅に過ぎるほど、充実した取材となった。すべての内容を誌面で紹介できないのが残念であるが、研修担当の方の信念や熱意や人材育成には不可欠だと感じた取材でもあった。 もうひとこと:2016年5月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 アクロクエストテクノロジー 取材後にオフィスを見学させてもらったが、社員が楽しそうに働く雰囲気が印象的だった。全社員会議や給与の透明化などを実行するのは難しい企業も多いと思われるが、会議の雰囲気づくりや風土づくりなどは参考になる事例だ。 もうひとこと:2016年4月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 アシスト 創業以来初となる人事制度改革の事例として興味深い取材となった。変革には痛みを伴うが、それを上回る担当者の尽力と経営陣の支援が印象に残った。今後、変革を迫られる企業も増えていくと考えるが、今回の事例は参考点が少なくないと感じる取材だった。 もうひとこと:2016年3月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 ポーラ・オルビス 先進的な次世代のリーダー育成が印象的であり、受講者と現場、そして経営層を繋ぐ人事のブリッジパーソンとしての役割の重要性を再認識した取材であった。若手育成では上司を巻き込むプログラムの実施など、組織が一体化するような研修が人材育成効果を高めていくのだろう。 もうひとこと:2016年2月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 インフォコム 社員の交流が活発でアットホームな社風が印象的な取材となった。インフォコムは同好会活動が盛んであり、新人や若手が自分の好きなことや得意な分野で先輩や管理職層とつながるメリットを感じた。ユニークな施策を企画・運用して、人事の方の尽力も印象に残った取材であった。 もうひとこと:2016年1月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 ヤマト運輸 褒める文化の醸成のため組織風土を変える取り組みだったが、社訓や経営理念など継承すべきものはきちんと伝承することを大切にしている姿勢が印象的だった。時代に対応しながらも普遍的な経営哲学を大事にしている部分に共感した取材でもあった。 もうひとこと:2015年12月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 清水建設 想定時間をオーバする有意義な取材となり、女性活躍推進には男性上司の役割が大きいことを再認識した。「イクボスアワード」や男性の育休支援などは、今後の日本企業のダイバーシティ促進には重要な取り組みとなるだろう。 もうひとこと:2015年11月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 日本ガイシ 試行錯誤を重ねながらもユニークな研修プログラムを実施する日本ガイシの取り組みは参考になる部分も多いと思う。リーダー研修は企業が継続的な成長を図るうえでも重要であり、100周年に向けて前進する同社の成長にも大きな効果をもたらすだろう。 もうひとこと:2015年10月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 ポリプラスチックス グローバル化に取り組む企業は多いが、グローバル人事の下に日本本社の人事が置かれるケースは少ないと思われる。それだけに同社のグローバル化に対する本気度を感じ、グローバル人事に関わる人たちのチャレンジ精神を感じた取材でもあった。 もうひとこと:2015年9月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 LIXIL 人事の積極的なコミュニケーション活動が印象に残る取材となった。実力主義を掲げる同社ゆえか、取材では人事部の若手が活躍している様子が分かり、新たな人事制度も浸透する日も遠くないと思われた。 もうひとこと:2015年8月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 日本化薬 先進的な取り組みを行っている企業の中でも、日本化薬の管理職登用制度はユニークで教育効果の高い仕組みだと感じた。今後、管理職の役割がいっそう高まると思われ、同社の制度に学ぶべきところは多い。 もうひとこと:2015年7月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 スチールプランテック 試行錯誤しながらも人材育成に力を入れている取り組みが印象的だった。制度や施策だけで社員の意欲を引き出すことが難しいケースもあるが、効果的な仕組み、適切な運用、担当者の熱意などで社員の意識を変え組織活性の効果は期待できると再認識できた取材となった。 もうひとこと:2015年6月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 日本生命 ダイバーシティ推進に取り組む日本企業は増えているが、日本生命の男性育休取得を推進する活動は日本のダイバーシティを深化させる取り組みになるかもしれない。今後も同社のような社員一人ひとりがイキイキと働ける環境づくりに注力する企業が増えることを期待したい。 もうひとこと:2015年5月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 旭硝子 世界規模で人材の見える化を推進する取り組みは非常に興味深かった。グローバル人事の展開にあたって人材データベースの課題を挙げる企業は多く、それだけに同社の取り組みは参考になる要素が多いと思う。 もうひとこと:2015年4月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 メンバーズ 人事評価制度が中心の取材であったが、働き方改革という面でも興味深い内容だった。労働時間を短縮して生産性を上げている同社の取り組みは勉強になることも多く、今後の活動にも注目していきたい。 もうひとこと:2015年3月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 ユニチカ 長時間にわたる取材となったが、すべてを紙面で紹介できないほど充実した取り組みを実践されていた。グローバル人材育成には異文化理解や海外への心理的障壁のハードルを下げることが重要であり、その意味でも同社の「海外や外国人社員との接触を増やす」という取り組みは効果的だ。 もうひとこと:2015年2月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 コニカミノルタ 学校を訪問して取材する機会をいただき、教育CSRの効果を実感できた。学生や若手社員たちの「熱」を感じることができ、刺激を受けた取材にもなった。社会貢献だけでなく新人育成効果も高い、出前授業の今後の広がりを期待したい。 もうひとこと:2015年1月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 大成建設 社員の声を真摯に聞き、ニーズを反映させた取り組みが印象的だった。社内の介護経験者がアドバイスをする機会も検討しているそうで、非常に効果的と思われるため、ぜひ実現してほしいと思う。 もうひとこと:2014年12月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 セブン&アイ ホールディングス 大規模かつスピード感のある活動が印象的な取材となった。約250社を傘下に束ねる同社の取り組みの影響は大きいだけに、今後の取り組みにも大いなる期待を寄せたい。 もうひとこと:2014年11月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 三菱地所 会社の垣根を越えてグループ社員同士の交流を深める施策は、長期的な企業成長につながるものと考える。価値観が多様化する時代では、違う立場の人との交流がビジネスに活きることが多くなるからだ。先進的な取り組みを実施する同社の今後に注目していきたい。 もうひとこと:2014年10月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 ヤフー 「人事の常識を超えた」ともいわれる取り組みを誌面ですべて紹介できないのは残念だが、そのポイントだけでも参考になる部分は多いと思う。特に制度間につながりを持たせて、従業員や組織の活性化につなげている点は印象に残った。 もうひとこと:2014年9月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 サッポロホールディングス サッポログループの組織的で積極的な取り組みが印象に残った。ご担当者からは「風土づくりの大切さ」が語られ、施策運用の土台となる「良質な企業風土」の重要性を再認識した取材となった。 もうひとこと:2014年8月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 アチーブメント 人材教育の会社だけに社員の方の礼儀正しさやきびきびした姿に好感が持てた取材となった。インターンシップに参加する学生もアチーブメント社の社員と接して学ぶことも多いと思われる。社員の方も学生から刺激を受け、自己成長につなげている点も興味深い。 もうひとこと:2014年7月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 パソナグループ パソナグループは、これまでも何度か取材で訪問していて、いつも明るい雰囲気が印象的だ。多くの企業が課題に挙げる通り、人事制度を浸透させるには、トップの考えだけでなく社内風土や環境の整備が重要となる。同社の社員の方がイキイキと働いている姿に、成功する制度運用の一端を垣間見た気がした。 もうひとこと:2014年6月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 MSD リーダー育成は多くの企業が重要視している一方、難しさも感じているなかで、MSDのJLPプログラムの仕組みは学ぶ余地が大きい。働き方の多様化や高齢化の時代を見据え、「スローキャリア」を目指す人、リーダーを目指さない人たちの価値観も許容し、大切にしている人事の姿勢に共感する取材であった。 もうひとこと:2014年5月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 DIC アットホームな社風が感じられた取材であったが、その職場の雰囲気が逆トレーニー制度を成功させている一因という印象を持った。グローバル化というと外国語習得をイメージする人もいるが、言葉を含め異文化への寛容さや関心など、さまざまな要素が重要になってくる。海外赴任は厳しい面もあるので、ステップを踏んだ海外人材の適性の見極めは合理的だと感じた。 もうひとこと:2014年4月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 ベネッセスタイルケア 一般に介護は辛い仕事というイメージを持つ人も多いが、介護の仕事には多くの魅力があることが理解できた。今後、介護の仕事の重要性がますます高まると思うのでベネッセスタイルケアの取り組みに期待をしたい。 もうひとこと:2014年3月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 ネットワンシステムズ 取材中、社内の案内をしてもらった。その機能的なオフィス環境に驚き、一言でいえば社員コミュニケーションを最大化するようなオフィスである。さまざまな「場」がデザインされているなかでも、特にアウトドアをイメージした緑の多いスペースには癒された。こんなオフィス環境の重要性を実感した取材でもあった。 もうひとこと:2014年2月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 イッツ・コミュニケーションズ 「Be CREATIVE ROOM」などユニークな施策が印象的であった。社内制度や活性化施策は運用面が大事であり、アイデアや工夫次第で継続的な効果があがることを再認識した取材であった。 もうひとこと:2014年1月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 サンデン 制度や施策の効果は継続的な改善により生み出される。毎年改良を重ねていくサンデンの取り組みは、表彰制度に限らず様々な制度を運営していくうえでお手本になり、学ぶべき点は多い。同社の今後の表彰制度の進化にも期待したい。 もうひとこと:2013年12月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 アサヒビール 本誌にご紹介した通り、アサヒビールはさまざまな施策に取り組んでいた。そのなかで特に興味深かったのが社外武者修行だ。保守的といわれる業界の大手企業が異業種企業とタッグを組んで人材育成を図る試みに時代の変化を感じる。 もうひとこと:2013年11月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 花王 先進的な取り組みで評価を受ける花王の取材は勉強になることが多かった。働く人の健康はとても重要であり、「健康経営」の考え方も広がっていくと考える。花王の今後の展開にもさらなる期待が集まるだろう。 もうひとこと:2013年10月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 オールアバウト 自社だけでなく他社ともオープンな関係で研修を共有するニーズは、今後、広がりを見せるかもしれない。いくつか障壁はあるだろうが、異業種間でのシェア研修も面白いと個人的には感じた。時代に即した人材教育の必要性は今後、高まるだろう。 もうひとこと:2013年9月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 トーマツチャレンジド 手探り状態で始めた会社が今では、障がい者の活躍ぶりが外部からも評価を得るようになったトーマツチャレンジド。障がい者を活躍させる要因として、障がい特性を理解し、その特性を生かした仕事づくりが大切だと学んだ。今後も同社の取り組みに注目したい。 もうひとこと:2013年8月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 損害保険ジャパン 女性経営塾から始まりプレ女性経営塾そしてキャリアップ研修と女性リーダ輩出の仕組みを構築する取り組みは注目に値する。同社にヒアリングに訪れる企業も多いそうなので、この先進的な取り組みにも期待が高まる。 もうひとこと:2013年7月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 丸紅 介護は中高年ビジネスパーソンにとって切実な問題であり、丸紅の取り組みは企業経営のノウハウだけでなく、そこで働く人たちにも参考になる。仕事と介護の両立は簡単ではないが、1人で悩まず、周囲に助けを求めながら両立の方策を探すのが大切だと感じた。今後、打ち出される施策にも期待したい。 もうひとこと:2013年6月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 ニコン グローバル化の課題を挙げる企業は多いが、ニコンの取り組みには“本気度”を感じた。企業文化を学ぶような研修は大切であり、特に外国人や海外の現地法人で働く社員にとっては、モチベーションやリテンションという意味でも効果的なプログラムと考えられる。 もうひとこと:2013年5月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 イオン 承認欲求に訴求する制度は働く人のモチベーションに大きく寄与する仕組みと感じた取材であった。会社にとって働く人たちのモチベーションは永遠のテーマと言われるほど、施行錯誤している企業もあるが、そのような会社にとって「社内資格」は参考になり得る取り組みだろう。 もうひとこと:2013年4月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 トラスコ中山 定年延長の制度を導入した同社の取り組みは、社会的にも評価されるものと考える。予定取材時間を超えても、真摯に質問に応えてくれた担当者の方の姿勢は同社の経営方針が反映されていると感じた。自動受注システムにより生産効率を高め、残業削減を実現させる仕組みも興味深かった。 もうひとこと:2013年3月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 パシフィックコンサルタンツ 働き方変革は今後、ますます重要になるテーマだけに興味深い取材となった。トップの積極的な姿勢や内部統制に位置付けた研修でマネジャー層の意識改革をはかる担当の方の工夫した取り組みが印象に残った。このような多種多様な施策を実施してきた同社の姿勢は業界にも良い影響を与えるだろう。 もうひとこと:2013年2月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 博報堂 変化の時代でのキャリア考察はどの世代でも重要であり、さまざまな支援を行っている博報堂の施策は興味深い。忙しいビジネスパーソンにとって自分のキャリアを考える時間の確保は難しいと思われるだけに、今後、キャリア支援策の重要性はさらに高まると改めて感じた。 もうひとこと:2013年1月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 アステラス製薬 女性活躍やダイバーシティ推進のなかで「介護」をテーマにした取り組みの必要性が増している。ダイバーシティを本当に理解するのは容易ではないと個人的には考えるが、介護はミドル層以上の社員にとっては切実なテーマなだけに介護に絡めたダイバーシティ推進は多様な人材の活躍や働き方を理解する上で効果的であろう。 もうひとこと:2012年12月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 ベーリンガーインゲルハイムジャパン 各自の役割を決めて場を作るという、同社が行っているプログラムの一部を体験してからの取材進行は初の経験だった。人間に軸を置いた人材開発は、これからの時代で求められていくと勉強になった取材でもあった。 もうひとこと:2012年11月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 サイバード サイバードのやる気を引き出す仕組みは、人事があえて関与していない取り組みとして興味深い取材となった。特定の社員が運営するプログラムは、他の社員からすると公平性に欠ける仕組みという見方もできるが、だからこそ効果をあげているという意味でユニークだ。 もうひとこと:2012年10月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 ベアーズ 数年前に取材でお世話になったご縁でご多忙の中、今回の取材が実現した。会社は急速な成長ぶりを見せているが、変わらない高橋氏の明るく謙虚でポジティブな姿勢が印象的だった。取材後、ビルの玄関の外まで出て来て見送る姿勢に恐縮し、今後もベアーズは成長を続けるのだろうなという思いで帰途についた。 もうひとこと:2012年9月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 コマツ 職場見学をさせたいただいた際、BCC社員の方の元気な挨拶に気持ち良くなり、そのお陰で(?)取材もスムーズにいった。挨拶は基本的なことだが、これほど元気がもらえる挨拶をしてもらったのは久しぶりで、改めて基本の重要性を学んだ。BCCの社員の方に感謝をしたい気持ちになった取材でもあった。 もうひとこと:2012年8月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 NTTデータ 今後の企業経営では、従業員への介護施策が求められていくと考えるが、介護支援を進める場合、働き方も変えていかないと制度が形骸化する可能性があるという点は重要なポイントと感じた取材であった。 もうひとこと:2012年7月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 シグマクシス 働く場所を限定しないワークスタイルは、介護や育児といった観点からも今後、ニーズの高まる働き方と思われるが、社員の高い意識が求められるワークスタイルとも感じた取材であった。自由なワークスタイルを実施している同社だが、オフィス環境が素晴らしいことも印象的だった。 もうひとこと:2012年6月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 プリンスホテル ニーズが多様化する中、営業パーソンの役割は増している。情報化時代で求められるのが高度な提案力である。IT化の進展で顧客の情報量が増した環境では、営業パーソンのさらなるスキル向上や勉強が必要となるが、プリンスホテルの全社的な営業改革は時代に即した取り組みといえよう。 もうひとこと:2012年5月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 ディー・エイチ・エル・ジャパン 誌面では紹介しきれない多様なコミュニケーション施策を実施しており、社内コミュニケーションの向上への熱意を感じた。各現場でも自主的な取り組みも始まっていて、今後のコミュニケーション活動はさらなる進化を遂げていくのだろう。このようなアクティブな活動は業績にも反映されていくと感じた取材であった。 もうひとこと:2012年4月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 カルビー イキイキとした表情で質問に答える姿が印象的な後藤氏と中野氏。ダイバーシティ委員会の活動もアクティブで多くの成果を挙げていると感じた。特に工場で活動を広げる取り組みなど、「製造業のダイバーシティ推進」という意味でも興味深い取材となった。 もうひとこと:2012年3月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 ALSOKイーグルス 笑顔をモットーにしているイーグルス社への取材は終始、なごやかな雰囲気で進んだ。60歳を過ぎて新会社の社長となった小林氏と創業メンバーであるシニア社員に活躍に刺激を受けた。人生100年とも言われる時代、高齢化社会の働き方の1つとして同社の活動は参考になる部分が大きいと感じた。 もうひとこと:2012年2月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 NTTコミュニケーションズ 制度を作っても機能していないケースも見受けられる。しかし同社は毎年、状況に合わせ制度を変えている点は勉強になる。施策が十分に機能するには導入前と同じような労力を導入後にもかける必要がある、とあらためて感じた取材であった。 もうひとこと:2012年1月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 KDDI 多くの取り組みを実施しているお話しを伺って、同社の海外事業への拡大の強い意志を感じた。長期的な視点に立った人材育成の施策はこれからも進化をしていくことだろう。今後の活躍が楽しみである。 もうひとこと:2011年12月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 日本HP 複数の制度で障害者を支援する試みは興味深い。効果的な仕組みだけでなく、コミュニケーションスキルは障害のある人にとっても自信の源になるというお話も参考になり、「学びが人を変える」という意味でも勉強になった取材であった。 もうひとこと:2011年11月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 レンドマイクロ 変化の時代を生き抜こうとしている同社の取り組みは、多くの企業にとっても参考になる部分はあるだろう。企業文化や社員満足を大事にしている同社の姿勢は共感できる部分が多く、今後のさらなる飛躍を期待したい。 もうひとこと:2011年10月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 イケア・ジャパン 多くの外国籍の人材が働くインターナショナルな職場の雰囲気は、そのままスウェーデン式教育を取り入れた託児所にも反映されている。多様性のある環境は大人だけでなく、子供の教育にとっても重要と思われ、その意味では同社の成長だけでなく託児所の子供たちの将来も楽しみと感じた。 もうひとこと:2011年9月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 ネクスト 日本一働きやすい会社を目指しているだけであって、人事の方のイキイキとした表情が印象的であった。親身なサポートなど、学生の視点で行う採用方法は同社が掲げる「利他主義」に通じるものがあると感じた。 もうひとこと:2011年8月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 パタゴニア 以前、取材した会社からパタゴニア社の取り組みを聞き、是非、取材したいと思いながらも数年の歳月が経ってしまった。今回、取材が実現したわけだが、これからの時代の企業経営に一石を投じるような活動は興味深く、他企業にとっても参考になる部分があるだろうと感じた。 もうひとこと:2011年7月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 大塚商会 営業マネジャーの役割はどの企業でも大きいと思うが、若手を指導させる仕組みでマネジャーの意識改革を図る仕組みは興味深い。営業力で定評のある同社だが、さらなる企業成長を続けていくのだろう。 もうひとこと:2011年6月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 Beyond K 丁寧な受け答えが印象的な加納氏。取材の中で介護職に携わる人にコミュニケーション能力は不可欠と言われたが、穏やかに分かりやすく説明する加納氏の対人スキルの高さを感じた。サービスの質にこわだわり、明確な理念を掲げて事業を展開している加納氏だが志を持っている人へのインタビューは、見習う点や学ぶことが多い。今後の加納氏の活躍に期待したい。 もうひとこと:2011年5月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 協和エクシオ 「学びで組織を活性化する」という意味で興味深い取材となった。営業会社などノルマや報奨金などでモチベーションアップを図っている企業もあるが、若い人の意識が変化する中、「学び」で組織の活性化をはかる施策は時代に合致した方法なのかもしれない。 もうひとこと:2011年4月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 日本マイクロソフト 先進的な取り組みもあり、参考になる話が多かったと取材であった。特にボランティア活動でも同社の女性社員が多く活躍している話が印象的だった。IT業界は女性社員の比率が少ないが、同社のような積極的な取り組みで今まで以上にITの世界で活躍する女性リーダーが多く生まれることを期待したい。 もうひとこと:2011年3月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 OKIワークウェル 重度の障がい者を在宅勤務で活躍させているという仕組みは参考になるであろう。対面ではなくITを使った遠隔のマネジメントは、これからのミドル層などに必要になってくると思われるからである。 もうひとこと:2011年2月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 マングローブ 同社の理念を行動化する「30ブロック」の中には“会った人に手紙を出す”というのがあるが、取材後、すぐさま今野社長と広報担当の方から手書きのはがきが届いた。同社の理念が行動レベルまで落とされ、徹底されているのを垣間見た出来事であった。 もうひとこと:2011年1月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 ディーツー コミュニケーションズ 職場の学びの定義が変化している印象を受けるが、内定者広告は若い社員と役員やミドル社員など、相互の学びの場として機能している点で参考になる部分はあるだろう。ビジネス環境が激変する中、部下が上司から学ぶだけでなく、経験の長い人ほど若い人から学ぶ柔軟な姿勢が求められている時代かもしれない。 もうひとこと:2010年12月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 喜久屋 今や多くの業界でイノベーションが求められる時代になったが、新しい価値を生み出している中畠社長の取り組みは他業界にとっても参考になるであろう。発想が柔軟な女性従業員との対話を大事にしている中畠氏だからこそ、業界に新風を巻き込むような事業や戦略が打ち出させるのかもしれない。。 もうひとこと:2010年11月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 ノバルティスファーマ 取材の申し込みから取材日の返事をいただくまでのスピードが速く、取材当日も担当の方の受け答えが端的かつ分かりやすくスムーズな取材となった。「ワークスマート」という効率的な働き方を提唱しているという話をうかがったが、まさにスマートな取材対応であった。 もうひとこと:2010年10月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 ディスコ 全従業員を対象に健康増進プログラムを実施しているということで興味深い取材となった。マラソンやトライアスロンを始めるビジネスパーソンが増えているようだが、スポーツの価値を様々な角度から従業員に伝えている活動は先進的な取り組みだと考える。ビジネスにもきっと良い影響が出るだろうと感じた。 もうひとこと:2010年9月号「スーパーリーダーの条件」取材後記 稲川素子 氏 年を重ねるごとに人生を謳歌している稲川氏の生き方はとても魅力的だ。年をとるのは素晴らしいと思わせてくれる人は、とても貴重な存在だと感じる。人は良い環境を望みがちであるが、むしろ稲川氏は「今より劣悪な状況に身を置く」ことをススメる。自分を成長させたいと思う人にとっては、とてもよい言葉だと思った。 もうひとこと:2010年9月号「Case Report あの会社この制度」取材後記 ギャプライズ ビジネスで「遊び心」というと、ふざけていると思う人がいるかもしれない。しかしそのような余裕を持つことが企業や個人に求められているような気がしてならない。ストレス社会、スピード化、激変する時代という環境の中で「遊び心」はビジネスキーワードの1つになっていくと思われる。 もうひとこと:2010年8月号「スーパーリーダーの条件」取材後記 冨山和彦 氏 経歴は凄いが、偉ぶったところは全くなく、ざっくばらんな印象の冨山氏。取材中、最も印象に残ったのが「家族は大事にしたほうが良い」との言葉。いくつもの修羅場をくぐり抜けてきた冨山氏の言葉だからこそ心に響いたのかもしれない。 もうひとこと:2010年8月号「社員を支援する!」取材後記 NTTコムウェア 若い社員の頑張る姿が感じられる取材となった。業務と新人育成の両立は物理的、そして精神的にも辛いと感じる時もあるかもしれない。しかし20代という伸び盛りに育成経験を持つ事は何よりも本人の財産となるであろうと感じた。 もうひとこと:2010年7月号「スーパーリーダーの条件」取材後記 田中ウルヴェ京 氏 スポーツ選手がもつさまざまなスキルはビジネスパーソンにとって役に立つ事が少なくないと感じた。オリンピックなどの大舞台で最高のパーフォマンスを発揮するためのスポーツ選手のスキルなどはビジネスシーンでも応用できるであろう。違う世界で活躍してきた人との会話から学ぶ事は多いといつもながらに感じる。 もうひとこと:2010年7月号「ダイバーシティに挑む職場」取材後記 エビナ電化工業 30代で会社を引き継いだ海老名氏だが、真剣に女性だけでなく社員にとって働きやすい環境を作ろうしていることが伝わる取材だった。前夜どんなに遅くても毎朝5時半に起床、7時前に出社して書く社員の日報を確認している姿に、社員のモチベーションは高まるのであろうと感じた。 もうひとこと:2010年6月号「スーパーリーダーの条件」取材後記 浜口直太 氏 日本だけでなく米国などグローバルなリーダーとも知遇を得てきた浜口氏のリーダー論や日米の違いなどの話などは興味深く思われた。コンサルティング業で成功を収めながらも、40代半ばで別の事業を開始するという勇気あるチャレンジ精神は多くのリーダーから学んだことの1つなのであろう。 もうひとこと:2010年6月号「社員を支援する!」取材後記 ECナビ 平均年齢30歳弱の若い企業でありながら、感心する事が多い会社であった。広報の方のレスポンスの速さ、後藤氏の的確な受け答え、さまざまな施策へ挑戦する企業カルチャーなど会社の勢いを感じた。若い人が多い会社だが飲みニケーションの効果を楽しそうに語る姿が印象的だった。 もうひとこと:2010年5月号「スーパーリーダーの条件」取材後記 井上高志 氏 京セラ創業者、稲盛和夫氏を心の師と仰いでいる井上氏。取材中、印象に残ったのが「理念と成長の両立を実現しているモデル企業を意地でもつくりたい」という言葉。「志とビジネスの両立」はこれからの経営者にとって大切な事だと思われるため、今後の井上氏とネクストに大いなる期待を寄せたい。 もうひとこと:2010年5月号「ダイバーシティに挑む職場」取材後記 大東コーポレートサービス 取材当日も他社からの見学予定などがあり、忙しい最中にもかかわらず丁寧に取り組みの説明を頂いた。5年前には障害者雇用には縁がなかった山崎氏であるが、今ではSSTの会合に積極的に参加するなど充実したご様子が印象的だった。「障害者雇用は苦労よりも楽しさの方が大きかった」と語る山崎氏にとってもハンディのある社員を通じて得た物は少なくなかったようである。 もうひとこと:2010年4月号「スーパーリーダーの条件」取材後記 山口 洋 氏 一度の取材では事足らず、追加取材にも快く応じて下さった山口氏は、目標に対する一途な思いを持つ情熱的な人で「諦めない経営」を実践している経営者という印象を受けた。その一方で親しみやすさを持ちわせているため、予定外の質問をしてしまうなど、時間があっと言う間に過ぎてしまった取材であった。 もうひとこと:2010年4月号「社員を支援する!」取材後記 東京トヨペット 柔和な表情で的確に質問に答える高橋氏と笑顔でハキハキ対応する花輪氏のお陰で取材はスムーズに進んだ。両氏の活動に取り組む姿勢は、真摯的で今後の活動にも注目したいと感じた。花輪氏に継続就労の秘訣を伺ったところ「気分転換が大切」との答えが返ってきた。入社以来、社内のバトミントン部に職属している花輪氏だが、男女問わず、長く働き続けるために仕事以外の場を持つ事が意外と重要なポイントかもしれない。 もうひとこと:2010年3月号「スーパーリーダーの条件」取材後記 三ツ谷佐代子 氏 超楽天的な性格とご自身が語るように、明るく歯切れのよいコメントが印象的な三ツ谷氏。「かっこいいお父さん講座」というユニークなプログラムも実施しており服装アドバイスを行っている三ツ谷氏から男性管理職へのアドバイスもいただいた。女性のマネジメントや対人関係の面でもスーツなど外見にも配慮したほうが魅力度はアップし、ビジネスにも良い影響があるという。眼鏡やスーツを変えるだけでも印象は大きく変わるので、見た目は自分資産という意識が必要です、という女性視点の助言は男性管理職の参考になるかもしれない。 もうひとこと:2010年3月号「ダイバーシティに挑む職場」取材後記 栗田アルミ工業 65歳を迎えた勝山氏だが、若々しい姿が印象的。自ら短時間勤務のテストケースになる予定だというが、その理由の1つは「今後は障がい者にそろばんを教えるにも時間を使いたい」だった。勝山氏は幼い頃からそろばんに取り組んできたが、その習熟されたスキルを社会に還元していくというライフスタイルは定年後の生き方として参考になるかもしれない。 もうひとこと:2010年2月号「スーパーリーダーの条件」取材後記 ジョン・キャム 氏 ユニークな視点を持つ外国人経営者への取材は、楽しい時間となった。キャム氏の元気の源は異質な人との交流ということであるが、日本人にはない外国人の視点と接することは日本のリーダーにとっても大切なことかもしれない。違う視点を持つ人との対話がアイデアや差別化を生むという意味では、外国人リーダーの発想や視点が今後の日本のビジネスに貴重なものになるかもしれないと感じたインタビューでもあった。 もうひとこと:2010年2月号「社員を支援する!」取材後記 アールエスコンポーネンツ セールスやカスタマーサービス部門の人にとってモチベーションアップは永遠の課題と言えるほど意欲向上の維持が難しい仕事と言えるかもしれない。そのような中でベルリングセレブレーションの取り組みは手軽で、コストもかからず、効果が期待できるという意味で、企業の規模を問わず導入検討に値する施策だと感じた。 もうひとこと:2010年1月号「スーパーリーダーの条件」取材後記 左京泰明 氏 左京氏へインタビューで感じたのが、自ら動いて出会いの機会を作ることで、キャリアや可能性が広げているという事だ。会いたいと思う人に対して、臆せずアプローチすることによって、才能は開花するし予期せぬ幸運が舞い込むのかもしれないという事を学んだ取材であった。 もうひとこと:2010年1月号「ダイバーシティに挑む職場」取材後記 C&Mリレーションズ 外国籍社員がお互いに助け合い働きやすい職場を保ち、離職率を下げているところが興味深い会社である。協調性を大事にして、家族的な雰囲気がする風土が外国籍社員のリテンションを高めている一因なのかもしれない。 もうひとこと:2009年12月号「スーパーリーダーの条件」取材後記 二条 彪 氏 失敗から這い上がった人の話に共感を覚えることが多い。挫折などを乗り越えてきた人に、深い人間性を感じることが多いからだ。二条氏もそんな経営者のおひとりで、誌面では書き切れないのほどの貴重なお話を伺った。二条氏の好きな言葉が「放てば満つる」。失敗したからこそ、やりたい仕事や世界の後継者の輪を繋ぐという大きな夢を手に入れることができたのかもしれない。 もうひとこと:2009年12月号「ダイバーシティに挑む職場」取材後記 スワン 取材が午後1時からということもあり、スワンカフェ銀座店でランチを取った。店内では障害のあるスタッフと顧客が当たり前のように楽しげに談笑している姿が印象的だった。そんなお店のリーダーである海津氏の印象は「明るいリーダー」。障害者雇用というソーシャルベンチャーの具現者としてだけでなく、経済不況と言われる時代こそ、こんな行動力のある明るいリーダーが必要ではないかと思わせるような社長であった。 もうひとこと:2009年11月号「スーパーリーダーの条件」取材後記 小川直子 氏 30歳で起業した小川氏。社名の「トラント」は、フランス語で「30」を意味する言葉だという。プログラマーからトップセールス、そして女性経営者と華やかな経歴を歩んできた一面で、いくつもの試練を乗り越えてきた話が印象的であった。女性リーダーならではの、女性社員活用の話も参考になると思う。 もうひとこと:2009年11月号「ダイバーシティに挑む職場」取材後記 モーハウス TVや雑誌など各メディアが注目する「子連れ出勤」という就労スタイル。ご多忙な中、恵比寿の喫茶店で取材をさせてもらった。企業内で取材することが多く、普段と違う取材場所に戸惑ったが、光畑氏の明快で自然体な受け答えにより取材はスムーズに進行。勉強になる話が多く、実り多い機会をいただけたことに感謝。 もうひとこと:2009年10月号「スーパーリーダーの条件」取材後記 田代宗雄 氏 おだやかな印象ながらも、取材には理路整然と答える姿が印象的。かつて理想のリーダー像を描き、そのギャップに苦しんだ田代氏の「自分の個性にあったリーダーで良い」という言葉は、多くのリーダー予備軍に勇気を与える違いない。「人生いろいろ」といわれる時代、今は「リーダーもいろいろ」かもしれない。 もうひとこと:2009年10月号「ダイバーシティーに挑む職場」取材後記 NPO法人 楓の風 親族に病院関係者が多く、学生時代から介護施設を作りたいという目標を持っていた小室氏。取材時間が3時間に及ぶほど興味深い話が多く、小室氏の想いに刺激を受けた取材となった。「楓の風」を立ち上げた当初は、人材育成や人事面で失敗を多かったというが、その経験則から生まれたパート人材活用の話は、非常に説得力がある内容だった。 |