2009-09-10
素敵な八百屋さんから、トウモロコシとプルーン、ナスをいただきました。
主人がネットで見て教えてくれましたが、この八百屋さんは「いかにロスを出さないか」に取り組んでおられるそうです。そのために、ちょっと手間をかけているのです。トウモロコシやイモをふかしたり、里芋を茹でたり、ゴボウとニンジンを刻んでキンピラのセットにしたり、漬け物にしたり…。小さいサイズや売れ残りそうなものも、手間をかけると良く売れ、皆さんからも喜ばれるそうです。新顔の野菜なども、自分で食べて確かめてお客さんに伝えると、興味津々で買ってくれるそうです。
また、生産者にも、品種や肥料を変えたサンプルを消費者に食べてもらってそのアンケートをフィードバックすると、すごく喜ばれるそうです。それが生産者を育て、良いモノができ、消費者にも喜ばれるのですね。八百屋さん一軒からでも、世の中が元気になりそうな気がしました。
イヤーこんな話を聞いたら、嬉しくなりました。私がご家庭の主婦の皆さんとご一緒したいと思っていることと、何だか相通ずる思いを感じました。
家庭料理は、家族の健康や会話を育みます。「毎日のお料理は大変だけど、私もやってみようかな」「何だか、私も出来そう、やれそう」「頑張ってみよう!」…と、そんな気持ちを、皆さんとご一緒できたらと思って私もやっています。一つの家庭の小さな元気が、家族を、世の中を元気にしてくれると思っています。世の中を元気にしてくれるこの八百屋さんと、きっとどこかでつながっているような気がしました。
採れるところ、採れる時期などを、しっかり見ながらの食材選び。その携わり方に人生観が変わった感じです。足立区千住旭町13-10「杉本青果店」。私もぜひ伺ってみたいです。