Grooved Sole Plane

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Grooved (Sole) Plane

groovedwakanna.jpg (31625 バイト)    groovedsole.jpg (25420 バイト)

Grooved (Sole) Planeとは:

Grooved Planeには、カンナの底中央に凹形状の極く浅い溝をつけてあります。そして、カンナの刃は、凹の上辺と同じ高さ、すなわち、カンナの底面とぎりぎり同じにし、それより外に出ないようにセットします。そうすると、どうでしょう、カンナの刃はプレーニング・フォームに当たりません。

s1.jpg (21878 バイト) クリックして拡大してください


そして、プレーニング・フォームより上に出ている竹は、溝(凹)の内部でカンナの刃にあたりますから、削れる訳です。


金属のプレーニング・フォームを使う場合、わたしは、まず、普通の底面のカンナを使い、ストリップをプレーニング・フォームすれすれまで6本削ってしまいます。このカンナも、刃はプレーニング・フォームには触れない訳です。そうすると、6本のストリップは、1回刃を研ぐだけで削り終えることができ、生産性があがります。

次に、Grooved Planeを使って残った厚みをけずります。カンナの刃はフォームには触りませんから、非常にスムーズに竹が削れます。また、最後の局面では、カンナの底がフォームの面に沿って動き、ローリングしませんから、手ブレによる削り面の凸凹もなくなり、ストリップの削り精度が向上します。

プレーニング・フォームの深さ調節:

理論上は、カンナの刃と、プレーニング・フォームの面は同じにできるわけですが、現実には、ほんのすこしだけ、ストリップは、セットしたセッティング値より大き目に削れます。(仕上削りでは、この精度を調節するのがコツです。粗削りでは無視しても構いません。)

通常、仕上削りでは、研磨工程で削り取る厚みを足した値で、プレーニング・フォームを設定しているはずですね。Grooved Planeを使う場合は、プレーニング・フォームは、最終目標テーパー値を設定するようにし、ほんの少しだけ、厚めに削れる分を研磨工程で削り落とせばいいわけです。このあたりは、何度か試行錯誤して最適な設定値を探してください。

Grooved Planeは、フォームを削らないことから、木製のプレーニング・フォームを使うこともできます。金属製のプレーニング・フォームが高価で、ロッド製作の世界に入るのをためらっている方には、費用を安く上げるための一つの良い方法だとおもいます。
また、Grooved Sole Planeは、和カンナでもできますから、安い和カンナで試してみるのも一つの方法です。


Stanley Brock PlaneからGrooved Planeの作り方:

0.1〜0.3mm厚程度(手に入るなら薄い程良い)の薄い金属板、幅1〜1.5cm程度を、カンナの底の全長にあわせ用意します。刃の部分は、金属板をカットしてトウ部とソール部とに分けます。溝がPFに乗るように金属板の幅は調整してください。溝の巾は約1インチ(2.54cm)程度が適当でしょう。


トウ部 ソール部

そして、金属板をカンナの底の両端に貼り付ければおしまい。 普通のカンナとして再使用したいときは、金属板を剥がせばいいわけです。

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凹溝が深いと、竹がまだ厚みを持っている時は、刃と溝の天井に距離がありますから、かなり厚く削ることになります。
厚めに削りつづけると、Tipの先端部の繊維を多めに取ってしまうことが起こります。先端が細くなりすぎるのはこのためです。
わたしが、最初に普通のカンナで竹の厚みを落しているのはこのためでもあります。

Grooved Planeは、溝があるために斜め削りはできません。カンナは常にPF面に沿って真っ直ぐに押して削ります。


以上

 
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