初めまして、私はリスクマネジメント総研株式会社代表の加倉井幸三と申します。ホームページ開設にあたり、ご挨拶を申しあげます。
企業を取巻く環境は複雑多岐に渡り、リスクも多種にわたって存在ししており、社会が複雑となった現在では、それらのリスクに個別に対処することは容易なことではありません。
企業の目的は、安定的かつ継続的に企業活動を維持、発展させ、利潤を得ることでありますが、一旦リスクが顕在化すると、企業が保有している資産が損害を受けるだけでなく、企業活動がストップすることによる得べかりし利益の喪失、信用の失墜およびマーケットの喪失により、長期的な経営への影響が考えられます。
また、近年の厳しい社会経済環境の中では、企業は事業の効率化を目的として事業に集中及び集約化を断行しておりますので、リスクも集中している状況にあるといえます。
よって、リスクが顕在化した場合には、莫大な損害が発生し、企業の存続が危ぶまれるだけでなく、社会にも大きな影響を与えるものと考えられます。
これらの、企業に影響を与えるリスクを軽減させるためには、リスクマネジメントの実施が効果的です。リスクマネジメントは、企業のリスクの実態及びその及ぼす影響を把握して、リスクによって企業の被る損失を回避するため合理的で経済的な方法とコストで、リスクを管理しようとする経営管理手法として利用されています。
具体的には、企業に存在するリスクの発見・確認を行い、そのリスクの対処方法の検討を行い、それらの一連の作業の実施を意味しており、継続的にリスクマネジメントを行うことが重要となります。
リスクマネジメントを行うのは、企業であるお客様ご自身です。弊社は、各企業様に存在するリスクの発見から、そのリスクの対処の仕方など処理手法のご提案及びその後のフォローアップを行うことで、御社のリスクマネジメントを強力にサポートいたします。
今回は、御社に存在している数あるリスクの中から、企業経営者ご自身の労働災害リスクと、労働災害時に想定される従業員に対する使用者賠償リスクを重点に取り上げ、御社のリスクマネジメントのお役に立てれば幸いと存じます。
更に、2005年4月1日施行の個人情報保護法に関連した情報漏洩リスクにつき情報漏洩のリスクマネジメントを、ご一緒に考えて見たいと思います。弊社の私見ですが、情報漏洩は絶対に無くせないし、無くならないと考えている一人です。情報漏洩は、絶対に無くせないとすれば、情報漏洩は発生するものだとの前提で情報漏洩対策を立てる必要があると存じます。
本日は、弊社ホームページにアクセスしていただき、誠にありがとうございます。本ホームページの各種資料は、リスクマネジメント総研株式会社 代表 加倉井幸三が、43年以上に及ぶ保険業界の専門家としての経験を基に作成いたしました。43年間には、本ホームページには記載しきれない様々な諸問題がありました。何なりと、ご質問などお寄せください。
今後弊社ホームページをご愛読下さいます様、お願い申し上げます。
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