血管の石灰化が強い透析患者さんでは、心不全や不整脈などの心血管合併症を起こしやすいことが知られています。血管の石灰化はCa(カルシウム)とP(リン)の管理が悪い患者さんで進行するため、日本透析学会の定める目標範囲にCaとPをきちんと管理することが大切です。当院では透析患者さんのCaとPの管理には特に気を配っており、全国平均と比べて非常に管理状況が良いのが特徴です。
また、一般的に透析患者さんでは「腎性骨症」や「骨粗鬆症」のため骨が脆くなりがちですが、当院では最新の骨の治療に取り組んでいます。そうすることにより、患者さんのADLの向上に努めています。
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