当院の患者透析暦集計表

下記の表は、現在当院で透析を受けておられる患者さんの、透析を導入されてからの透析年数を集計した表です。

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 全国と当院との透析暦比率比較表

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※全国比率のデータは、一般社団法人日本透析医学会 統計調査委員会「わが国の慢性透析療法の現況(2022年12月31日現在)」より引用しています。

 全国と当院とのCa(カルシウム)-P(リン)管理状況の比較

血管の石灰化が強い透析患者さんでは、心不全や不整脈などの心血管合併症を起こしやすいことが知られています。血管の石灰化はCa(カルシウム)とP(リン)の管理が悪い患者さんで進行するため、日本透析学会の定める目標範囲にCaとPをきちんと管理することが大切です。当院では透析患者さんのCaとPの管理には特に気を配っており、全国平均と比べて非常に管理状況が良いのが特徴です。
また、一般的に透析患者さんでは「腎性骨症」や「骨粗鬆症」のため骨が脆くなりがちですが、当院では最新の骨の治療に取り組んでいます。そうすることにより、患者さんのADLの向上に努めています。


<2018年6月現在>

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日本透析学会が定める目標範囲;
8.4 mg/dL≦血清カルシウム≦10.0 mg/dL、3.5 mg/dL≦血清リン≦6.0 mg/dL

※全国のCa-P管理状況のデータは(社)日本透析医学会のデータを引用しています。

 当院の貧血管理状況

当院では日本透析医学会が2016年に発表した貧血ガイドラインに則って治療を行っています。貧血を適切な範囲に管理することは、心血管系の合併症の進展を防ぐうえで非常に重要です。当院では、月に2回測定するヘモグロビンの数値を参考にして、年齢や合併症の有無を考慮しながら各患者さんにとって最良と考えられる範囲にヘモグロビンを管理するように努めており、ヘモグロビンが10g/dl以上の患者さんが95%以上を占め、良好な成績を収めています。


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