割り込みテーブル(IDT)の解析
はじめに
本講座編は、「WinDbg内部解析専用言語構文実践解説」編と「CPUとOSの関係」編を読了された開発者と技術営業職の皆さんを対象とし、割り込みテーブル(IDT)の解析技術を取り上げております。IDTは、Interrupt Descriptor TableやInterrupt Dispatch Tableの略語と一般にはいわれていますが、本講座では割り込みテーブル(IDT)と総称しております。
本講座編内で提供させていただくサンプル解析コードは、「Windows XPからWindows 8.1」環境で採取されたカーネルメモリダンプの解析に適応し、その有効性を確認しております。Windows 10への対応状況に関しましては、本「IT談話館」の次の一般公開技術情報の関連記事を参照いただけますと幸いでございます。
割り込みテーブル(IDT)はきわめて重要な内部テーブルの一つです。このテーブルは、例外、エラー、割り込み、ベクター、ISR、DPC、トラップなどをはじめとする各種システム概念の実装基盤となっています。また、ハードウェアの進化はこのテーブルの構成に直接反映されます。本講座編はこれらの技術概念を多数の教材解析コードを示しながら実践的に解説してまいります。
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本日は2024-04-26です。