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高次脳機能障害における失語症

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高次脳機能障害の失語症

失語症

人は話したり、聞いたり、書いたり、読んだりして言葉を使うことで他人との意思疎通を図っていますが、この言語機能の障害で周りの人とうまくコミュニケーションが取れなくなったこと失語症といいます。

【このページの目次】

1.言いたい言葉が出ない(喚語困難)

頭の中でイメージしても、それをうまく言い表す言葉が出ない状態です。

  • 呼称障害・・・見ているものの名前が出てこない「視覚性呼称の障害」や会話の中で言葉が出てこない「語想起障害」
  • 語列挙障害・・・動物名を挙げるとか,「か」で始まる語を挙げるなどの決まりに沿って似たような言葉をあげるのが困難な状態

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2.言葉の発音が乱れる(流暢性の障害)

話しことばに、構音の時々でその音としての歪みが変化し、時間軸上での変化も起きます。発音を誤ったり修正したり、構音のための努力が必要で、言葉がスムーズに流れない障害です。
例えば「兄さん」を「にーいさ、ん」「に、いしゃーん」などと言います。 ↑このページの先頭へ


3.思っている言葉と違う言葉になる(錯誤)

  • 音韻性錯誤・・・音の入れ替えによる言葉を間違える状態です。
    「眼鏡」を「てがね」と言ったり(置換)、「冷蔵庫」を「れいこぞう」と言ったり(転置)します
  • 語性錯誤・・・単語が丸ごと入れ替わって言ってしまう状態です。
    「机(つくえ)」を「いす」と言ったりします。
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4.人が言った言葉を覚えていられない(言語性短期記憶障害)

耳から入った言葉を一時的に記憶している状態を言語性短期記憶といいますが、これが障害された状態です。ワーキングメモリの障害と言われることもあります。

例えばAさんとBさんが会話をしている場合、Aさんが「どこに旅行に行こうか」と言ったとしたら、BさんはAさんの言葉を一旦記憶して「温泉がいいな」といったりします。Aさんはそれを記憶して、次の意見を言うでしょう。

このように相手の話を一時的に記憶して、理解しながら更新し続けることでコミュニケーションをとりますが、一時的に記憶することが難しくなると、話が横道にそれやすくなってきます。
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5.他人が言っていることの意味が分からない(理解障害)

理解障害は、聴覚に問題が無いにもかかわらず話された言葉が十分に理解できない状態です。 ↑このページの先頭へ


6.読み書きの障害

話し言葉ではあまり問題が無いのに、字を読むことが困難になってしまった状態を「純粋失読」といいます。漢字のみの失読の場合もあります。

「なぞり読み」といって、手で字の形をなぞることで、視覚ではなく空間的な情報が利用され、言葉を理解できることもあります。

さらに字を書くことも障害され、なぞり読みも困難となる「
失読失書」となることもあります。

確認の検査などは、こちらをご覧ください → 「言語機能に関する検査」



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