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交通事故サポートセンター(橋本行政書士事務所)
脳損傷が画像資料から確認できるかどうかは、重要な判断ポイントです。
脳の画像所見は受傷当日から初期の数日にかけて大きく変化し、その後の3週間ほどは緩やかに変化して、約3か月で慢性期にいたって安定するとされています。
脳損傷の画像検査としては一般に
「CT」「MRI」「SPECT」「PET」
が挙げられます。
脳画像の見方として、通常CTやMRIの画像表示は左右逆になっておりますので、
画像の向かって右側が身体の左、画像の左側が身体の右、としてみます。
X線を照射して得られた断層写真を、コンピューターによって再構築して画像化したもので、骨など硬部の組織を見るのに適しています。
頭蓋骨は白色に写り、脳実質は灰色です。脳内に血腫があると、初めは白色を示しており、10日以上過ぎると次第に灰色へと変化していきます。
脳組織の血流量を調べるために、体内に放射性同位元素(トレーサー)を含む薬剤を注入して、その体内分布を画像化する撮影法です。
体内に注入するトレーサーの種類により、
ガンマ線を用いる場合をSPECT
陽電子(ポジトロン)を用いる場合をPET
と呼んでいます。
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